あ〜、最後にネタバレいろいろ書いてますんで注意を(笑)

 『アリスマチック』伊織先輩BAD->新ルート終了

 まあここまででいろいろわかってたんで予想通りの展開かと。やっぱこういうネタならこういう役回りの人がいないとねえ… とりあえず最終章の予告(だったっけ?)の先輩の構えを見てちょっとトキめきました(笑)一人だけ変な得物を使ってるなあ、と思ってたし。
 なんつか、全員で力を合わせて最終決戦って初めてじゃないか?あとBADと新ルートのタイトルの変化はいい感じでした

 続いて最後の冬芽ルート終了。

 ちょっと強引な気もしますが、うまいことまとめてきたかなあと思います。私は哲学に造詣はないんでそっち方面のツッコミはできないってのが大きいのかもしれませんが。もうぶっちゃけて書くと、最後にアザトースに至るところですべて許す(笑)クトゥルーものの解釈として十分楽しめました。

 んでもってエピローグ。私の場合は冬芽でした。この流れで別キャラだったらヘコみますが。タローカードの意味とかよくわかってませんので個人的な謎は残ってますがひとまず終了です。

 冬芽シナリオ以外、微妙にすっきりしない終わり方なんですが(冬芽シナリオも一概にハッピーではないですが)この辺りは話の方向的にそうなるのかなあ。ただやっぱり小夜音シナリオの終わり方は無理がないかなあ、と。
 冬芽ルートでも書きましたが、クトゥルーがらみの話としては珍しいアプローチですし(それだけに古典的な話が好きだとダメかも)面白かったです。ただ日本神話系部分の必要性がいまいちまだ理解できてないです。菊理媛の話がポイントっぽいけど、私この神様知りませんでした(笑)とりあえず言えることは、冬芽の中の人は祝詞等が大変だっただろうなあ。『てんしのはしご』だったか『霊響』で延々祝詞を奏上してるシーンを思い出しましたよ。確かあれ、テキストにない部分まで喋っていたような。
 『おとぼく』ほどエンターテイメント的ではないと思いますが(薀蓄多いし)、やってみて損は無い作品だと思います。剣劇モノを期待しているとそれ以外の部分が結構多いので肩透かしを食らうかもしれませんが。一部シナリオを除いて、基本的に倒して終わりという明確な敵がいないのも大きいかもしれません。よく出張ってくるアレは小者だし(w

 …あとどうでもいいことですが、えちぃシーンでハートマークを多用されるとなんか萎えました(苦笑)