はぁ、ぱんにゃまじかわいい…… 今年の「変な生き物大賞」は『77』(Whirlpool)のポコで決まりかと思ってたんですが、はぁ、ぱんにゃまじかわいい……

で、そのぱんにゃの出番が一番多い先輩シナリオですが、いまいち話の重点が分散してしまっていたように感じます。「みう先輩」と「紗凪」と「ぱんにゃ」で別々の話に感じてしまいました。特にヒロイン的な立ち回りは紗凪がしてしまっているので「なんで先輩とくっつくん?」と思った人多いんじゃないかなあ。あと、このシナリオだけスタッフロール飛ばすと最後の肝心のシーンも飛ばされるのでご注意を。いきなり最後のCG見せられると本当の意味と逆に捉えかねません(笑)
妹シナリオは、ちとメリハリに欠けていたかなあという印象です。周りで噂が流れているのがあっさり解決している部分とか、桜乃が「別れよう」というシーンも普通に流されてたような。なにより結ばれた直後に「なにもありません」とか簡単に嘘言うな(笑) 学校では自重しようとか言う割には学校でシてるし…マブラヴエクストラの委員長シナリオ並みにビビったですよ(w
そしてこのゲームの肝は私的には愛理シナリオとアンジェシナリオでした。この二つはもうニヤニヤしっぱなしでした。ちょっとづつ距離が近づいていくのを延々とみていくのですがそれがもうこそばゆくて恥ずかしくて素晴らしい。ニヤニヤが止まらなくて、オレきめぇ(w 流れ的にはこの二つのシナリオは非常に似てるあたり賛否ありそうですが、私は終始ニヤニヤ読んでました。何度も書いてますがこのシナリオはニヤニヤしながら読むのが多分正解です。
私がプレイしたのが、愛理->アンジェ->みう先輩->桜乃という順番だったのですが、前二つで盛り上がった分後ろ二つで若干パワーが足りなかったかなぁと思いました。特に桜乃シナリオは統合中止というイベントがある分最後に廻すと若干の寂しさがありました。久々に「恋愛要素だけでエロゲは作れるんだなあ」と思えた作品でした。興味がある方は是非一緒にニヤニヤしていただければと思います(笑)