えむぴぃ』終了。シナリオ個別で感想を書くタイプのゲームではなさそうなのでまとめて。クリア順序は 冬音->小茉莉->美優->蒼->こよみ->ハーレムでした。

「不真面目な振りをしている主人公が、実は切れ者」というタイプのシナリオかと思っていたら…割りと本当にバカ(誉め言葉)でした(笑)いや、そういう要素もあるんですが、そんなことは考えず不条理な日常を堪能するのが正しいゲームだと思います。主人公の過去とか、結局明かされないままだったあたりもシリアスを弱くした気がします。シリアスになりきらないようにそうしたのなら、それがうまく働いていたように思えますし。真面目に考えず、流れていくテキストとボイスに身を任せて笑うのが吉かと。

前にも書いたように、パロディ要素が多いのでその辺りがダメな人は抵抗があるかも。ただネタ元が結構古かったりするんで30歳以上の人の方が笑えそう。それにしても伏字がいろいろある中で「なんだと、メガトロン」だけ伏字になってないのはなんでなんだろう(笑

あとこのゲームを語るなら声優さんの演技でしょうか。変な台詞が多かったり、よく潰されてたり(笑)ドスが効いてたりと堪能しました。バックグラウンドで流れているテキストに無いボイスも含めて、会話シーンは楽しめました。主要キャラの声優さん+金田まひる好きなら文句ないんじゃないかな〜と。とりあえずこの青山ゆかりは良い青山ゆかりでした(w